メンズ美容ライブラリ

ニキビ・シミは、どう治療する?保険診療と自由診療の違い

ニキビの標準の治療は、皮膚科の保険診療で受けられます。ピーリング・光治療・レーザーなどは、公的医療保険が使えない自由診療です。シミは種類で治療が違うので、医師の診察で種類を確認しましょう。

ニキビは、まずどこで治療する?

日本皮膚科学会のガイドラインで最も強く勧められている塗り薬・飲み薬は、保険診療の皮膚科で処方を受けられます。

保険の効かない治療を受けるときは、期間・費用・副作用の説明を受けてから決めましょう。

治療の種類と、学会の推奨度は?

治療推奨度意味保険
塗り薬(アダパレン・過酸化ベンゾイル・抗菌薬など)A行うよう強く勧める保険診療
飲み薬の抗菌薬(ドキシサイクリンなど)A行うよう強く勧める保険診療
ケミカルピーリング(グリコール酸・サリチル酸マクロゴール)C1標準の治療が効かないときなどの選択肢自由診療
ニキビ跡へのピーリング・レーザーなどC2行わないほうがよい自由診療

飲み薬のイソトレチノインは、国内で承認されていない薬です。ガイドラインは、国内で承認されていない薬を採用していません。

針で電気を流す治療など、ガイドラインに推奨度がない治療もあります。どの治療が自分に合うかは、医師に確認しましょう。

シミは、どう治療する?

シミには種類があり、種類で治療が違います。多くは、日光などによる老人性色素斑です。

肝斑(両方のほおに左右対称に出るシミ)は、強いレーザーを当てると濃くなることがあります。肝斑には、飲み薬(トラネキサム酸)が使われます。

自分のシミの種類を、医師の診察で確認してから治療を選びましょう。

クリニックの料金は?

ピーリング・光治療・レーザーの料金は、ニキビ・シミの治療の料金を、クリニックで比較するで、リスクとあわせて比較できます。

オンライン診療で薬を受け取るときの注意は、薄毛(AGA)は、どう治療する?の「オンライン診療で、気をつけることは?」にまとめています。

このページの出典

次の資料を読んで書いています。資料の選び方は、このサイトについてにまとめています。

  1. 学会・論文日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」(2023年)使ったところ:ニキビの治療ごとの推奨度(塗り薬・飲み薬・ケミカルピーリング・ニキビ跡の治療)と、未承認の薬を採用していないこと
  2. 学会・論文日本皮膚科学会「皮膚科Q&A にきび(Q14 保険の効かない治療はどうですか? ほか)」使ったところ:ニキビの標準の治療は保険診療で受けられること、保険の効かない治療は期間・費用・副作用の説明を受けること
  3. 学会・論文第113回日本皮膚科学会総会 教育講演(船坂陽子。ラジオNIKKEI「マルホ皮膚科セミナー」の放送の原稿)「顔面のシミの病態と鑑別診断」(2015年1月15日)使ったところ:シミには種類があり、種類で治療が違うこと、肝斑に強いレーザーを当てると悪くなること
  4. 学会・論文第75回日本皮膚科学会西部支部学術大会 教育講演(葛西健一郎。ラジオNIKKEI「マルホ皮膚科セミナー」の放送の原稿)「シミの治療」(2024年5月20日)使ったところ:シミの多くは老人性色素斑であること、肝斑の治療には飲み薬(トラネキサム酸)が使われること