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ニキビ・シミの治療の料金を、クリニックで比較する

ここで比較する治療は、公的医療保険が使えない自由診療です。ニキビの標準の治療は保険診療の皮膚科で受けられるので、ニキビ・シミは、どう治療する?を先に確認しましょう。

ニキビの薬(オンライン診療)

塗り薬・飲み薬を、オンライン診療で処方を受けて自宅で受け取ります。同じ成分の薬は、保険診療の皮膚科でも処方を受けられます。

クリニック治療の内容料金(税込)回数・間隔の目安主なリスク・副作用
クリニックフォア
塗り薬と飲み薬のセット(アダパレン・クリンダマイシン・ドキシサイクリンなど)
日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度A(行うよう強く勧める)の薬と同じ成分です。抗生物質の飲み薬は、軽症・中等症のセットが30錠、重症のセットが60錠です。
軽症・中等症のセット 7,304円
重症のセット(過酸化ベンゾイルを加える)13,794円
多くは1クール5〜6か月(肌の状態や薬で変わる)
塗り薬:赤み・ヒリヒリ感・皮むけ・乾燥・かゆみ
飲み薬:食欲不振・吐き気・下痢・発疹など
クリニックフォア
イソトレチノインの飲み薬
国内で承認されていない薬
入手経路:厚生局の手続きを経て、クリニックの医師の判断で輸入しています。
国内で承認された同じ種類の薬:ニキビの薬として、ドキシサイクリンなどの飲み薬が承認されています。
海外での安全性の情報:米国食品医薬品局(FDA)が、ニキビの薬として承認しています(1982年)。
重い副作用が出たときの公的な救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外です。
飲んでいる間と、やめてから1か月は献血できません。
20mg 1か月 10,450円
40mg 1か月 20,350円
多くは1クール5〜6か月
皮膚の乾燥・皮むけ・日光に敏感になる・ドライアイ・鼻血・頭痛
まれに、気分の落ち込み・急性膵炎など

ニキビ・毛穴のピーリング

薬剤を顔に塗り、古い角質を取り除く治療です。日本皮膚科学会のガイドラインでは、ケミカルピーリングは推奨度C1(標準の治療が効かないときなどの選択肢)です。

クリニック治療の内容料金(税込)回数・間隔の目安主なリスク・副作用
ゴリラクリニック
サリチル酸マクロゴールのピーリングとイオン導入
サリチル酸マクロゴールのピーリングは、ガイドラインで推奨度C1です。
1回 19,800円
2週に1回
数日間の赤み・かゆみ・乾燥
薬剤によるひりつき
メンズTCB
サリチル酸のピーリング
サリチル酸の溶かし方(マクロゴールかエタノールか)は、公式サイトに書かれていません。ガイドラインでは、マクロゴールはC1、エタノールはC2です。
1回 9,170円
2週〜1か月ごとに10回前後
1週間ほどの赤み・乾燥・ひりつき・皮むけ
まれに、薬剤のアレルギー・かゆみ・発疹

ニキビの針の治療

細い針を毛穴に入れて電気を流し、皮脂を出す組織を壊す治療です。日本皮膚科学会のガイドラインには、この治療の推奨度がありません。

クリニック治療の内容料金(税込)回数・間隔の目安主なリスク・副作用
ゴリラクリニック
毛穴の中身を押し出す治療と、針で電気を流す治療
1回 39,800円(顔全体。ニキビの数に関係なし)
4週に1回
数時間〜数日の赤み・ひりつき・腫れ
針を入れるときの痛み

ニキビ跡の治療

凹みや赤みが残ったニキビ跡の治療です。日本皮膚科学会のガイドラインは、ニキビ跡へのピーリング・レーザーなどを推奨度C2(行わないほうがよい)としています。

クリニック治療の内容料金(税込)回数・間隔の目安主なリスク・副作用
ゴリラクリニック
赤み:ピーリング・光治療・イオン導入
1回 48,000円
4週に1回
数日の赤み・ひりつき
ゴリラクリニック
凹み:ピーリング・針で肌に穴を開ける治療
1回 48,000円
4週に1回
数日のかゆみ・熱い感じ
1〜7日の赤み
1週間ほどの内出血
メンズTCB
針で肌に穴を開ける治療
顔全体 1回 19,800円から(種類で変わる)
1か月半〜2か月に1回。ニキビ跡は3〜8回程度
数日〜1週間の赤み・かゆみ・痛み・皮むけ・むくみ
まれに内出血
メンズTCB
凹みの下の線維を針で切る治療
1cm四方 1回 9,800円から
複数回受けるときは3〜4週ごと(回数は人によって違う)
1〜2週間の腫れ・内出血
メンズリゼ
針で肌に穴を開け、熱を加える治療
国内で承認されていない医療機器
入手経路:製造会社(Jeisys Medical Inc.)から、医師が個人輸入しています。
国内で承認された同じ種類の医療機器:同じ性能の、国内で承認された機器はありません。
海外での安全性の情報:韓国(MFDS)・米国(FDA)・欧州(CE)・ブラジル(ANVISA)の認証を取得しています。
1回 32,800円
薬剤の導入つき 1回 63,000〜69,000円
深い凹みは3〜5回程度
赤み・内出血・腫れ・ひりつき(多くは数時間〜1週間)

シミの光治療(顔全体)

顔全体に光を当てる治療です。数回に分けて受けます。

クリニック治療の内容料金(税込)回数・間隔の目安主なリスク・副作用
ゴリラクリニック
光治療(顔全体)
1回 24,800円
4週に1回
シミが一時的に濃くなり、かさぶたになる(1週間ほどではがれる)
メンズTCB
光治療(顔全体)
1回 13,710円
2〜4週に1回、3〜5回
2〜3日の赤み
痛み・かゆみ・色素沈着・やけど
メンズリゼ
光治療(顔全体)
国内で承認されていない医療機器
入手経路:製造会社(Jeisys Medical Inc.)から、医師が個人輸入しています。
国内で承認された同じ種類の医療機器:同じ性能の、国内で承認された機器はありません。
海外での安全性の情報:欧州(CE)・韓国(MFDS)の認証を取得しています。
施術の後3か月は、日焼け止めを使います。
1回 14,800円
2〜4週ごとに3〜10回
シミ・ほくろが一時的に濃く見える
赤み

シミのレーザー(1か所ずつ)

シミの1か所ずつにレーザーを当てる治療です。料金はシミの大きさで決まります。

クリニック治療の内容料金(税込)回数・間隔の目安主なリスク・副作用
ゴリラクリニック
レーザー(1か所ずつ)
受けられるのは5院です。治療の後10日間は、保護テープを貼ります。
5mmまで 9,500円
1回で終わる
直後の赤み・ひりつき
シミが一時的に濃くなり、かさぶたになる
半年ほど色素沈着が残る場合がある
メンズTCB
ピコ秒レーザー(1か所ずつ)
肝斑など、受けられないシミもあります。
1mm以下 6,600円
5mm以下 14,300円
10mm以下 20,900円
1〜3回程度
数時間〜1週間の腫れ・痛み・赤み
まれに、かさぶた・水ぶくれ・色素沈着

クリニックごとの追加の費用

クリニックフォア

院の数:対面の院は20院(ニキビはオンライン診療が中心)

追加の費用など

  • 初回の診察料:1,650円
  • 配送料:1回550円

治療の目安は、多くの場合5〜6か月です。

定期配送は、自動で決済されます。やめるときの条件を、申し込む前に確認しましょう。

男性専用のクリニックではありません。

ゴリラクリニック

院の数:23院(治療ごとに受けられる院が違う)

追加の費用など

  • ニキビの針の治療:麻酔のクリームは料金に含む
  • シミのレーザー:5mmを超えると1mmごとに2,200円

メンズTCB

院の数:95院(治療を受けられない院あり)

追加の費用など

  • 料金は、TCB東京中央美容外科の共通の料金表の価格です。

メンズリゼ

院の数:25院と提携院5院(治療ごとに受けられる院が違う)

追加の費用など

  • 初診料・再診料・カウンセリング料・薬の処方代・予約のキャンセル料:0円
  • コースの有効期限:契約から3年

ニキビそのものの治療のメニューはありません。

キャンペーン・初回だけの価格と、「取り放題」などの回数や個数に制限のないプランは載せていません。国内で承認されていない薬・医療機器は、入手経路が公式サイトに書かれているものだけを載せています。

料金・リスクは各クリニックの公式サイトの記載です(2026年10月2日時点の通常価格)。院によって料金が違う場合があります。

このページの出典

次の資料を読んで書いています。資料の選び方は、このサイトについてにまとめています。

  1. 学会・論文日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」(2023年)使ったところ:ニキビの治療ごとの推奨度(塗り薬・飲み薬・ケミカルピーリング・ニキビ跡の治療)と、未承認の薬を採用していないこと
  2. 学会・論文日本皮膚科学会「皮膚科Q&A にきび(Q14 保険の効かない治療はどうですか? ほか)」使ったところ:ニキビの標準の治療は保険診療で受けられること、保険の効かない治療は期間・費用・副作用の説明を受けること
  3. 学会・論文第113回日本皮膚科学会総会 教育講演(船坂陽子。ラジオNIKKEI「マルホ皮膚科セミナー」の放送の原稿)「顔面のシミの病態と鑑別診断」(2015年1月15日)使ったところ:シミには種類があり、種類で治療が違うこと、肝斑に強いレーザーを当てると悪くなること
  4. 学会・論文第75回日本皮膚科学会西部支部学術大会 教育講演(葛西健一郎。ラジオNIKKEI「マルホ皮膚科セミナー」の放送の原稿)「シミの治療」(2024年5月20日)使ったところ:シミの多くは老人性色素斑であること、肝斑の治療には飲み薬(トラネキサム酸)が使われること
  5. 公的機関国民生活センター「ニキビ、AGA治療や痩身目的等のオンライン診療のトラブルにご注意」(2026年6月23日)使ったところ:AGAのオンライン診療の定期購入のトラブルと、申し込む前に確認すること
  6. 公的機関医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医薬品副作用被害救済制度」使ったところ:医薬品を正しく使っても重い副作用が出たときに、医療費などが給付される公的な制度であること